ダブルスでサーブからポーチボレーへの戦術パターン | テニスポット

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ダブルスでサーブからポーチボレーへの戦術パターン

ダブルスでのサーブからポーチボレーへの戦術パターンを今回はお話ししていきます。

今回は、ダブルス中級者以上の戦術をお伝えしますので、自身がまだ上達段階の場合は基本戦術などの記事を読んでから参考にしていただけるとより分かりやすくなると思います
[nlink url=”https://www.3vitiontennis.com/2019/11/17/テニス初心者必見!ダブルスが上達するポジショ/”]
[nlink url=”https://www.3vitiontennis.com/2019/11/15/ダブルスでの相手に応じた正しいポジショニング/”]

こんな方にオススメ

  • ダブルスの戦術パターンが欲しい
  • もっとボレーの展開を多くしたい
  • 自分のサーブの良さを活かしたい

今回の戦術は、「スイッチポジション」や、「チェンジプレー」などと呼ばれる戦術になります。

チェンジプレーを行うことで、自分のペアの行動を決めることができたり、攻撃パターンに持っていく可能性が高くなるので、一つのパターンとして知っておくといいかと思います。

目次

目次

チェンジプレー戦術入門

まず過去の記事で、並行陣の相手のバックハンドに来た時のコースが限定されるという内容でお話ししたのですが、その原理を利用した戦術パターンになります。

まだ読んでいない方は読んでいただいてからこの先を閲覧することをオススメします。
[nlink url=”https://www.3vitiontennis.com/2019/11/15/ダブルスでの相手に応じた正しいポジショニング/”]

では内容に進んでいきますが、「スイッチポジション」「チェンジプレー」とはなんでしょうか?

スイッチポジション
味方のサーブが入った段階で、後衛が左右のポジションを変わるプレー

このような戦術です。

この戦術は、厳しいことを言ってしまうと、サーブがコントロールできるか、威力があるこの条件を満たしていないとなかなかうまくいかない戦術になります。

なので、今回は「チェンジプレー」入門ということで、前回のコースの限定する方法を使って確実にポイントにつなげていく戦術をご提案します。

ここで図を見ていただきたいのですが、このような順序になります。

  • ?サーブがバック側に入る
    (バックサイドの方がいいです)
  • ?前衛がセンターに詰める
  • ?甘いクロスのリターンを待ち構えてポーチする

以上がこの作戦の内容です。

ここで終わってしまうと内容が寂しいので、細かく解説していきます。

?の段階で相手をバックハンドにさせておくことと、ポジションがベースラインより後ろであることがこのパターンを成立させる条件になります。

理由としては、コート内に入られてしまうとリターンがストレートに来た時に反応できなくなってしまうからです。

物理的に距離が近いことで、時間が奪われている状況でストレートアタックされることは危険です。

サーブがある程度深さに配球できる技術があれば、サーブを打つ前にペアで話し合い、事前にセンターに行くことを伝えておけばこの後、後衛が驚くことがなくなるかと思います。

前衛「そんなこと言っても先に動いたらロブで抜かれたり振り遅れたストレートがくるかもよ?」

確かにそんなこともありそうですね。

ですが、そのために事前にペアに伝えておくことが必要になってきます。

「バックに入ったらチェンジするね」

「ストレートロブ来た時お願いね」

このように伝えておくことで、抜かれてしまうケースが減るかと思います。

あとは、基本的によほどサーブが浅くてゆっくりでなければストレートへの強打はないかなと思います

(あってもポーチするつもりでいたら反応できます。)

自分のショットなどからアレンジする

今回は自分のパターンとしてスイッチしてチェンジプレーを取り入れていくことをお話ししてきましたが、ストロークでも同じことができます。

女子ダブルスであれば、バックで相手が下がった時などはフォアサイドでも甘くなるケースが多いためチェンジすることが効果的です。

上達していく中で、相手の弱点が読めるようになればアレンジした戦略をペアに話しておけます。

中級者以上になると、全員に共通するパターンよりも、相手の技術によって戦略をアレンジしていくことが重要になってきますので、ペアと話し合いながらパターンを決めていきましょう。

私はプライベートレッスンをしているペアの方には、相手の弱点別のパターンを指導したりしますが、十人十色で、バックハンドが得意な選手や左利きなどもいるため都度ペアと話し合うことが、どのレベルにおいても重要な課題になってきます

今回のパターンは、サーブからの展開なので思い通りにコントロールしやすい状況なので、ぜひ活用してみてください。

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    小畠 友哉

    小畠 友哉

    NESTA pft公認トレーナー兼テニスコーチJPTT盛田正明杯TD初心者からでも上達していただくために、正しい体の使い方と上達方法をレッスンしています。

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