テニスのダブルス戦術フォーメーション

ダブルス戦術

テニスのダブルス戦術フォーメーションについてお話ししていきます。

こんな人向け

  • テニスのダブルス戦術が知りたい
  • フォーメーションのバリエーションが欲しい
  • ダブルステニスで自分にあった戦術が知りたい

ダブルスを勝てるようにするには「基本的な技術を磨くことが全て」ではありません。

テニスのダブルスにはいくつかのフォーメーションがあり自分たちの現在の技術に当てはめることができれば、自分たちより強い選手にも勝つことができます。

みなさんが知っている陣形の「雁行陣」「並行陣」の他にもテニスのダブルスのはいくつかフォーメーションが存在します。

今回の記事では、存在するフォーメーションのいくつかを紹介してみなさんのダブルスに活かしていただけたらと思います。

目次

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雁行陣


テニスのダブルスで、まず一番ベーシック(基本)となる陣形が雁行陣です。

テニススクールでダブルスを習うときも一番初めに習う陣形かと思います。

雁行陣のポイント

  • 役割分担が明確
    →前衛がポイントを取り、後衛はそのために相手の後衛が崩れる配球をすることが必要になる
  • ロブが続く状況になりやすい
    →これは初心者から初中級者までですが、ロブ合戦に持ち込まれやすい(特に女子ダブルスはスマッシュが少ないため多い)

役割分担が明確で後衛にいる方からエースを取りに行きにくい陣形のため、ストロークに絶対的な自信のあるジュニアや男性以外は、この陣形から他の陣形に移行する術を持っておくことが必要かなと考えています。

過去の記事で書いたスイッチ戦術はその移行する手段の1つです。

スイッチ戦術はサーブから相手の体制を崩した想定でボレーに「強引に」持っていく戦術です。

雁行陣からポイントを取りに行く場合はこの「強引」な要素も必要になってきます。

並行陣


並行陣(ツーボレー)の陣形は、テニスのダブルス戦術の中で攻めに特化した陣形になります。

この陣形に持っていくことで、相手は強引に攻撃しにくくなったりボレーの機会を失うことが多くなるので、ダブルスで「とどめを刺しにいく」戦術と考えています。

並行陣のポイント

  • ボレーの中で役割分担を意識する
    →雁行陣ほど明確でないため迷ってしまうダブルスプレーヤーが多い
    →ゲームメーカー(チャンスを作る)、ポイントゲッター(得点を取りに行く)が1ポイントの中でも変わっていく
  • 攻撃的な戦術と理解が必要
    →抜かれることをケアしてばかりだとポイントが取れずミスにつながりやすい

この役割分担に関しては過去の記事でも書いていますが、
「ゲームメーカー(チャンスを作ってコースを限定する)」
「ポイントゲッター(ポイントに直接関与しにいく)」

の役割分担ができていないとリスクが高いだけの戦術になってしまいます。

ゲームメーカーもポイントを取りに行くよりダブルスのゲームを、コースをコントロールできるようになることが必要です。

ツーバック


ツーバックはダブルステニスにおいて例外を除いて「守備的陣形」です。

ツーバックの守備的メリットは、「ポーチボレーが効かない」ということです。

相手のペアが、サーブが良くてもドロップなどのボレーがこないとわかった時は、この陣形でまずはしっかりリターンからラリーにつなげることができます。

ツーバックのメリット

  • 相手のポーチボレーを封じることができる
    →リターンを安心して打つことができる
    →ドロップがあるのでストレートに打つのは危険
  • いざ自分たちが攻撃する時が大変
    →ロブなどを深く打ってから詰める戦術など運動量が多い戦術でないと責められない

基本的には相手のプレーヤーがポーチボレーがうまく、サーブの配球ができるペアには有効です。

相手の2ndサーブの時に通常のポジションに戻すなど要所要所で使うのであれば、ダブルステニスにおいては便利な陣形です。

オーストラリアンフォーメーション


同じサイドにペアの前衛が立つことでクロスのリターンを封じるダブルス戦術です。

ストレートのラリー展開になるので、相手のバックサイドで使うとかなり有利に持っていける可能性があります。

オーストラリアンのポイント

  • 相手のクロスを封じることができる陣形
    →相手がストレートアタックのミスが多いプレーヤの時に使うとミスを誘発できる
  • 相手のリターンダッシュを封じることができる
    →ストレートだと距離が短く前に出にくいため

オーストラリアのテニスプレーヤーがダブルスで実践したことからついたようですが、私たち日本人のダブルスにも活用できます。

相手のクロスが強い時や、相手のダブルスペアがストレートのミスの多い選手だと特に便利です。

まとめ

今回はテニスのダブルス戦術フォーメーションの種類を紹介しました。
※まだI(アイ)フォーメーションもありますが、今回は一般プレーヤー向け記事なので割愛します。

今回のフォーメーションを知ってもらうことで、相手が強くて普通にやっては勝てないダブルスを展開してきた時に活用して相手を崩すことで勝利をつかんでほしいなと考えています。