テニスにおいて初中級と中級の違いとクラスの上がり方

テニス中級と初中級の違い

テニスポットでプライベートレッスンをしているとよく相談を受けるのは、テニススクールで中級に上がる方法です。

10年経っても中級に上がれないという方もいれば、入会してすぐに中級に上がる方もいます。

てに美
確かに全然中級に上がれない。。。

おばさんの初心者には厳しいのかな。。。

こばたけ
昔働いていたテニススクールで70代女性の方で上級にいた人もいたくらいだから年齢は関係ないかと!
てに美
じゃあポーチボレーができないのと、ゲーム形式で決められないからかな?
こばたけ
無関係とは言わないけど、たぶんそれもそこまで関係ないです!

ではテニスにおいて中級クラスと初中級クラスの違いはどこなのか?

どうやったら中級クラスに上がれるのか。

テニススクールでコーチをして、そこからプライベートレッスン専門のテニスポットを立ち上げた私だからこそ言える両方の視点から皆さんにお伝えさせていただきます。

初心者の方が試合に出るための方法を他の記事で解説しているので、「テニススクール入ってない!」という方はこちらをチェックしてみてください!

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目次

テニスにおいて初中級と中級の違いとは?

テニス初中級と中級で何が違うのか。

結論、相手のプレーにリアクションができるかどうかです。

初級の方はストロークでつなげられるようになること。

初中級になるとボレーも入れてダブルスができるようになること。

中級になるとリアクションできるようになること。

これらが求められると考えていますし、実際にテニススクールでコーチをしていた時に判断基準としていました。

てに美
リアクション、、、どういうこと?
こばたけ
例えば相手の後衛の方がストレートに打ってきたり、ロブ打たれたときにチェンジできるかですね!

それができないと危ないので上にあげられないんです。

てに美
確かにストレート打たれるって反応できないと怪我しちゃうもんね!
こばたけ
もちろん速いボールとかは仕方ないですけどね(笑)

でも「ここに来るかも」みたいな予測ができて反応できないと中級にはあげられないですね!

なのでそこまで難しい何かができる必要はありません。

相手に打たれた時に反応できて返せるようにしておく。

これができるようになると中級クラスに大きく近づくはずです!

てに美
でもそんな簡単に言うけどいつなにが来るなんてわからない。。
こばたけ
次はポジション別でその部分を解説していきましょう!

中級に上がるためには相手のショットにリアクションできるようになろう!

\テニスを始めるならテニスポット/

テニス中級になるために抑えておくべきコース

前章ではテニススクールで中級に上がるためにはリアクションだとお伝えさせていただきました。

ただ実際にいつどこから来るのかわからないことには対策ができないというのが現実。

なので初中級、中級において来そうなコースを前衛、後衛別で紹介していきます!

こばたけ
まずはここだけ覚えていたら中級までは大丈夫です!

前衛:ボレー編

中級前衛の動き

自分が前衛にいた際に来るであろうコースをまとめておきました!

相手の後衛から来るのは基本的にロブと自分の正面だけ。

味方の後衛が打つときは相手のボレーが来る時。

この3つだけ覚えておけばOKです!

てに美
あれ、ストレートに抜かれるのはケアしなくていいの?
こばたけ
無視で大丈夫です!確率も高くないので打たれたら拍手しましょう!

自分の正面にだけ来たのを返すことだけ考えていたらOKです!

こばたけ
それよりも味方の後衛が打つ時に注意です!

味方を見たり、相手の後衛を見ていると死角からぶつけられるので味方の後衛が打つ時は相手の前衛を見ておきましょう!

多くの方がストレートに抜かれることを異常に怖がるのですが、上級レベルでも相当な実力に差がない限りストレートをバンバン抜くのは難しいです。

それよりも自分の正面に来るこの2つをしっかりケアしておいて、返球(リアクション)できるようにしておくことが、中級に上がりたい方には重要です。

てに美
あとはロブかー。。

やっぱりスマッシュしなきゃダメだよね?

こばたけ
中級まではすぐ逆サイドにチェンジして!

スマッシュよりストロークの方が確率高いので後衛に任せましょう!

てに美
無理して取らなくていいんだ!

ロブが上がるとスマッシュやハイボレーを頑張る方が多いのですが、その場で止まって打てない限り中級までは無視が一番です。

スマッシュはなかなか難易度も高いですし、何よりできたところでまず決まりません。

それなら早くどいて後衛の方に任せる判断ができたほうが中級に上がるためにはコーチとしての評価もいいです!

積極的に無視しましょう!

自分の正面に来るボールだけ理解して待機しておくことが大切です!

後衛:ストローク編

中級の後衛がテニスでケアすること

続いて後衛の方がケアするところです。

初中級の段階ではボレーが安定していない方が多いので、当たり損ないがとても多いです。

そのため、相手の前衛がボレーするときには前に行くつもりで構えておきましょう。

相手の後衛が打つ際は、クロスのボールと合わせて、ロブが来たらすぐに移動できるようにしましょう。

初中級の方は「反対側はペアの仕事」と考えている方が多いです。

実際は前衛は読んで字のごとく、前を取るのが仕事なので、ロブがあがったらすぐにでも行く準備をしておきましょう。

こばたけ
ここでさっとカバーできたらコーチとしてはすぐにでもクラスアップしたいくらいです(言い過ぎか笑)

あとはできる限りフォアハンドでラリーすることを意識しておきましょう。

バックハンドより確実にミスは少ないはずなので、ポイントになったらメンタル的にも安心なフォアハンドでラリーすることがおすすめです。

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テニススクール中級に上がるための練習は?

ここまでのおさらいをすると、テニスで中級者になるためにはリアクションをできるようになることが重要ということをお伝えしてきました。

そのために来るであろうコースをまとめて、ご理解いただけたかと思います。

では実際にどうやって練習したらいいか?

方法はいたってシンプル!

ひたすら来るコースを繰り返すことです。

どうしてもテニススクールの球出しのように、その場でボレーしたり打ちやすい状況や打ちやすい体制で打っていると実際の試合で来た時に返せなくなってしまいます。

なので、今回ボレーだと3コース、ストロークだと2コースご紹介したのでこれだけをひたすら繰り返すことが、中級クラスに上がるのには近道です。

てに美
でもここだけを練習できるタイミングなんてないよなー
こばたけ
そこで個人レッスンの出番ですね!

例えばプライベートレッスンだと自分の練習したいことをリクエストできるので、今回お伝えした部分だけ練習することも可能です。

グループレッスンではどうしても円滑に進めなければいけないということもあるので、反復するためにプライベートレッスンを選択するのはとてもいいと思います。

プライベートレッスンがおすすめな理由も別の記事で解説しているのでそちらも気になる方はチェックしてみてください!

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中級になるためには欲を捨てよう

今回はテニススクールで中級になるために初中級との違いと、どのようにして中級クラスに上がるのかを解説してきました。

決めたい!

ポーチボレーしたい!

速いボール打ちたい!

中級クラスに上がりたいのであれば、こういった欲は捨てましょう。

いかに相手のボールをしっかり返せるかが重要になってきます。

中級に上がったら決めるボールや速く打つこともできるようになってくるので、それからにしていきましょう。

クラスアップはテニス人生において自信がついて楽しくなるためのステップです!

楽しみながら達成していけたらいいですね!

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この記事を書いた人

小畠 友哉のアバター 小畠 友哉 テニスポット代表

NESTA pft公認トレーナー
テニスポットの代表を務めており日本最大級のプライベートレッスンコーチ派遣サービスを展開しております。

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