テニスの初中級と中級の違いは安定感で決まるというテーマでお話ししていきます。
この記事でわかること
- テニスで中級レベルになる基準がわかる
- 自分の練習でやるべき課題がわかる
- 上手い人の考えていることがわかる
テニスをテニススクールで頑張っている方が、
一番初めに壁を感じるのが「初中級から中級に上がれない」
または「中級に上がったけどついていけない」が一番悩みとして多いです。
そもそもテニス中級ってどこで判断しているの?
このように判断基準がわからない方も多いのではないでしょうか?
テニススクールのレベルは時に自分が今初中級なのか?実は初級なのか?わからなくさせたりもします。
逆にそこがはっきりしているだけで自分のやることは明確になります。
今回はその悩みにお答えしていこうと思います。
目次
テニス初中級と中級者の違いは安定感?!
私のテニスでの指導実績実績としてはこんな感じです。
指導実績
- 大手、民間テニススクールでの指導経験3年
- プライベートレッスンで「初心者卒業プラン」で指導
- 年間800本プライベートレッスンを担当
テニススクールやプライベートレッスンで多くの方を見てきたからこそ1人でも中級クラスに行けなくて悩んでいる方を救えるのではないか、と思っています。
本題に戻って結論から言いましょう。
テニス初中級と中級者の違いは「コースを狙えるか」だと考えています。
逆に言えば狙えるだけで十分中級者になるチャンスはあるということです。
狙えるのってかなりハードルが高そうに感じるかもしれませんが、実はそうでもありません。
誰でも狙うことが可能になります。
一番大切なのは今狙えるかどうかよりも「狙おうと練習しているか?」だったりします。
練習の取り組み方を変えるだけで中級者になれる美味しい話です。笑
例えばですが、スクールで初中級者と中級者のレッスンをしていて一番感じる違いは「このコースに狙ってみましょう」とお伝えした時のリアクションの違いです。
ではテニス初中級者と中級者ではどのようにリアクションしていくのでしょうか?
テニス初中級者のリアクション
テニス初中級者の方に「このコースに狙ってみましょう」とお伝えしたときにまず一番多いリアクションは「どうやって狙えばいいですか?」と聞かれることが多いです。
もちろん質問としては的確で、細かく確認したほうがいい部分ではありますが、こうも感じます。
「普段テニスをするときに、ここを狙おうと明確に決めていないことが多いのかな?」
ストレートでラリーをする、クロスでラリーをするときには相手が打ってきた方向に返しているので、狙っているというよりは「返している」という感覚です。
よくありがちなのは「〇〇回続けましょう!」みたいな練習ですが、試合ではそこまで多くつなげる展開もないので実践的ではないのかなと思います。
もちろん返球技術も大切ですが、それにはもっと負荷をかけたりの上級者でいいのかなって思ったりもします。
結論、「返すことに苦戦してしまっている」ときは初中級かもしれません。
ポイント
初中級者の方は"返す"視点になっていることが多い
テニス中級者のリアクション
ではテニス中級者の方に「このコースに狙ってみましょう」とお伝えすると多いリアクションですが、これはいくつかあります。
テニス中級者の方のリアクション
- 「そこに狙うとどうなるのか?」
- 「なぜそこに狙うのか?」
- 「どういうときに狙うのか?」
テニス中級者の方は狙う条件や状況を確認します。
5W1H的な視点での疑問ですね。
「アプローチはどこにうてば1stボレーしやすくなるのか?」などが疑問として多いかなと感じます。
自分が狙える前提で質問していただくケースがとても多い印象です。
ポイント
中級者の方は"ゲーム"視点になっていることが多い
テニス初中級者と中級者の違い
テニス初中級者と中級者のリアクションの違いをまとめるとこのようになります。
- 初中級者は狙うことが課題の反応
- 中級者はいつ狙うのかが疑問の反応
あなたの考えはどちらでしょうか?
もしリアクションが初中級者であるのならば、中級者になるための方法は簡単です。
「常に狙うことを考える」
これだけです。
「考え方で変わったら苦労しない!!」
そんな苦労しなくていいんです。笑
視点を変えるための考え方を次の章で深掘りしていきます。
テニス中級者を目指すために必要なのはここ
テニス中級者を目指すために必要な技術は「コースを狙うこと」とお伝えしました。
実際に中級者を目指すための練習方法は常にコントロールを「考えること」です。
できるかできないかよりも「考えること」にフォーカスした理由は、本当に「考えるだけ」で十分だからです。
テニス中級者になるために練習すること
先ほど、練習方法は「狙うことを考えるだけ」ということをお話ししましたが、具体的にどのように練習していくかをお話ししていきます。
では練習をクロスラリーとしてお話ししていきましょう。
テニス中級者になるためのクロスラリー
テニス中級者になるためのクロスラリーの練習方法をお伝えします。
この図のようにクロスラリーの中でコースを意識する、これだけです。
これだけかよと思うかもしれませんが、このように同じ場所に返すだけでなく、少しの変化をコントロールすることがとても中級者になるために必要です。
「考えるだけでいい」とお伝えしたのは、中級者でも難しい技術だからです。
テニスでは相手のボールのスピードや回転なども様々なので、毎回コントロールできるわけではありません。
そのため、常に狙うことを考えていると「速く来たときときは狙えないんだな」や「浅くなったら狙えるんだ」などの気づきが出てきます。
これがわかってくると、攻撃できるときとできない時の判断ができるので中級者に近づくことができます。
ボレー対ストロークでもこのように考えながら練習することが、中級者を目指す第一歩です。
DNO理論を知って考える
今回の内容はかなり中級になるために必須の考え方だったと思います。
ただ、正直この記事を毎回思い出すのは大変だと思います。
自分のものとしていくために、この考え方の名前をお伝えします。
"DNO理論"
これが今回の記事の根底としてあります。
DNO理論とは
- ディフェンス(defence)
- ニュートラル(neutral)
- オフェンス(offense)
これらの総称を"DNO理論"と言います。
こちらは動画で解説していますのでさらに覚えたい方は是非見ていただけると嬉しいです。
まとめ
今回はテニスの初中級と中級の違いはコースの安定感で変わるという内容をお伝えしていきました。
細かくいうと、安定感よりも「狙えることを判断できるか」ここがポイントです。
テニス初中級者と中級者のリアクションの違いをまとめると、
- 初中級者は狙うことが課題の反応
- 中級者はいつ狙うのかが疑問の反応
ここが大きな違いでした。
あなたがもしテニス中級者を目指すのであれば、クロスラリーやセンターラリーの中でも「コースを狙う」ことを意識しながら練習してみてください。
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小畠です。僕は高校1年からテニスを始めて、18歳の時にはテニス選手になってました。
これはかなり異例だと周りにも言われるのですが、
僕は強くなるために、めっちゃ研究しました。
その後、コーチになり、さらに何百人も指導をしてきて、
勝つパターンと負けるパターンがあることがわかりました。
伸びにくいプレイヤーの特徴も手に取るようにわかるようになりました。
だからこそ、どのようにしたら、強くなるのか?
ほとんどの人が陥るポイントなどが一回でも、一緒にプレイをしたらわかります。
僕はテニスが大好きだからこそ、
教えるのが上手じゃないコーチの元でレッスンを受けて、
上手くなれなくて、やめてしまうプレイヤーたちがいることがすごく嫌です。
指導方法を変えるだけで、うまくなることなんて日常茶飯事です。それくらい僕のレッスンは特殊かもしれません。
コートに立つたびに、テニスが毎回上手くなれば、
楽しくなると思うから、続くし、
テニス人口も増えると思うから、今でもどのようにしたらみんな上手くなるのか?日夜考えております。
是非一緒にテニスしましょう!そしてうまくなりましょう!
代表プロフィールはこちら!
漫画でストーリーを紹介します!!