サーブはプロネーションの理解でテニスが楽になる | テニスポット

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【重要】プロネーションの理解でサーブが楽になる

今回はサーブのプロネーションについて紹介していきます。

サーブを練習する上で”プロネーション”という言葉は聞いたことがあるかと思います。

ストロークのレッスンなどでも情報として伝えるコーチはいます。

プロネーションとは回内と言う肩甲骨の動きの動きで、肩への負担を少なくしてサーブのスピードアップが簡単に可能になります。

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これだけでかなりサーブは楽になります!

感覚的には慣れない動作とよく言われますが、慣れてしまえばかなり楽にスピードが出るため自分自身も相当意識しています。

ここでポイントとしては、プロ選手たちのような競技レベルの高い方のみが使う技術ではなく、一般の方もコツさえつかんでしまえば簡単にできる動作という事です。

意識するだけでも十分効果はあります。

実際テニスポットの動画からかなりサーブが改善されたと連絡があり、大会に出ないレベルの方も練習するべきスキルと考えています。

今回はプロネーションのコツからトレーニング方法まで細かく解説していきます。

もし、動画で見てみたい方はYouTubeでも見ていただけたらイメージしやすいのでこちらも参考にしてみてください。

コバタケ

プロネーションでサーブを楽に打てるようにしていきましょう!

目次

プロネーションは回内という動きのこと

プロネーション
引用元:テニス365.net

まずはサーブの上達を考えて練習している方が一番よく耳にするワードは

“プロネーション”

かなと思いますがいかがでしょうか?

ただよく聞くのが「プロネーションってプロとかうまい人だけが使う技術でしょ?」という声です。

確かにサーブが上手な方やスピンサーブをしっかり打てる方はかならずコントロールして使っています。

ただ皆さんが選手でなくても、日常で使っている動作です。

ドアノブをひねる動きも「プロネーション」です。

プロネーションとは以下の通りです。

  • 前腕の「回内」と言う動きがプロネーション
  • 腕相撲は「プロネーション」の対決です

この動きはとても難しい技術ではなく、人間ができる動作の中の一つです。

サーブの中でも動作の一つに過ぎないので”プロネーション”だけではサーブのスイングは完成しません。

その他の動きをする中で”プロネーション”という動作が含まれるというイメージでいいかと思います。

次の章ではサーブに必要な動作と、どこでプロネーションが起きるのかという事を説明していきます。

kaoleft

テニスでの”プロネーション”は肩甲骨の内旋も合わせて呼んでいるケースもあります

サーブで使う動作を解説

先ほどはプロネーションという動作についてお伝えしていきました。

プロネーションはサーブの動作の中の一つでとても重要な動きになります。

ただ、これだけではサーブというものは完成できません。

順番に解説していきます。

プロネーションだけだと横振り!?

プロネーション事態は動画でも説明したのですが親指を”good”から”bad”にする動きになります。

これを頭の上で行うとラケットが横ぶりになるのがわかるかと思います。

プロの選手や大会に出ているうまい方のテニスを見ているとトロフィーポーズから上に振っているように見え、横ぶりのサーブの方なんていないですよね?

そこで縦のサーブ本来の動きにするためには肩の入れ替えなど大きな動きが重要になってきます。

下半身からラケットまで力を伝えていくためにも大きな動作を知る必要がありますので、この後解説していきます。

コバタケ

サーブは全身運動です!これが難しい理由でもありますが細かく見ていきましょう!

スイングに肩を上げる動作も入れる

サーブお手本

サーブのスイングでのアドバイスで
「上に振るような感じ」
と言われて「下に打つのに?」と感じた方は多いかと思います。
(一休さんみたいですねw)

ではどうしたら綺麗にスイングできるのでしょうか?

結論、先ほどお伝えした“プロネーション動作”
「肩の高さの入れ替え」を追加します。

上の斉藤貴史プロの図のように、下から上に肩を上げていきます。
そこにプロネーションを追加すると縦に大きなスイングをすることが可能になります。

サーブを打つ際は「ラケット、肘、手首」より先にボールに「肩」をぶつけていくイメージで上げていきましょう。

それができるとサーブの打点が高くなるので確率が今のサーブより安定してくるかと思います。

腕のことだけ考えていると小さくなってしまうので注意するべきポイントです。

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サーブは飛べなくてもいいの?

kaoleft

全力で肩を(体を)上げていこうとして結果飛ぶ、みたいなイメージなので飛べなくてももちろん大丈夫です!

回転系サーブは”スピネーション”も重要

プロネーション動画のコメントに回転系のサーブについて質問があったのでこちらも解説していきます。

回転系のサーブを打つためには”スピネーション”という動作も必要になってきます。
テイクバックの時にラケットを落としていく動作のことです。

動きとしては回外といいます。

これができないでサーブを打とうとすると、面が開いた状態でテイクバックしてしまうのでバックスピン(逆回転)がかかってしまいボールが浮いてしまいます。

スピンサーブやラケットを縦に動かしていくスイングを行うためにはスピネーションの動作を行ったあと、プロネーションンにはいることが重要です。

この部分は実際動きを見たほうがイメージしやすいと思いますので、動画も参考にしてみてください。

kaoleft

スピンサーブだけでなく、回転系のサーブが打てない方はスピネーションが原因のことが多いです。

プロネーションにトレーニングで慣れておこう!

先ほどの章までは「サーブのプロネーションを活用した打ち方」について解説していきました。

ただ実際にプロネーションの動きを行おうとすると体が思うように動きません。

普段も使っている動きとはいえ、サーブのような速い速度でプロネーションを行うことが日常でないからです。

この問題を解決するためにはトレーニングで体を慣れさせておくことが重要になってきます。

おすすめのチューブトレーニング

これはまず体に”プロネーション”と言う動作に体を慣れさせるためのトレーニングになります。

初めてプロネーション動作をサーブのスイングに入れようとする方の多くは「この動き脱臼しない?大丈夫?」と心配します。

このように頭で心配しているうちは絶対サーブでは使えないので、チューブトレーニングで慣れておきましょう。
慣れない動きは、ただできないだけではなく、怪我の原因にもなりえます。

トレーニングを行うことで怪我のリスクを抑えることにもつながり、実際一石二鳥だと思います。

雨が続いてなかなか練習できない方は是非5分程度でもいいのでトレーニングの動作をれんしゅうしてみてください。

先ほど説明したスピネーションの動作も同じトレーニングで慣れさせることができます。

実際動画内で説明しているセラバンドもリンクを張っておきますので是非使ってみてください。

サーブの動作は段階的に練習していく

今回はサーブのプロネーションについて学んでいきました。

プロネーションの動作はうまい人だけができる特殊テクニックではなく、自然な動作の一つです。

はじめは慣れないかもしれませんが、動画を参考にしていただいたり、トレーニングをしてみたり、実際コートで打つなど練習を重ねて習得していただけたらと思っています。

まだまだプロネーションの技術よりも確率を高めたい!
このように感じている方は他の記事でサーブの確率を高める方法について解説しています。

サーブは多くの体の動作が集まって完成されます。

プロネーションがよくわからなくてもサーブがうまくなることもまずは可能です。

一つずつ技術を習得してサーブを強化していきましょう!

小畠 友哉

小畠 友哉

NESTA pft公認トレーナー兼テニスコーチJPTT盛田正明杯TD初心者からでも上達していただくために、正しい体の使い方と上達方法をレッスンしています。

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