テニスでサーブからの展開【ダブルス編】についてお話ししていきます。
こんな人向けの記事
- いいサーブが打てるのにキープ率が低い
- 速いサーブが打てるようになったので活かしたい
- 3球目攻撃を得意なショットで打ちたい
今回の内容は3球目攻撃の応用の内容になります。
もし「3球目攻撃」について細かく知りたい方は過去の記事も見ていただけるとわかりやすいかと思います。
[nlink url="https://www.3vitiontennis.com/2019/11/16/テニスは3球目攻撃を意識するだけで試合が上達し/"]
今回の内容の結論としては「リターンのコースをある程度予測できるようにサーブを打つ」ということです。

テニスプレーヤー
「そんな都合のいいサーブ打てないよ」
このように思うかもしれませんが、自分の今打てるサーブからコースを限定することは可能です。
自分のサービスゲームをキープするために今回の内容は知っておきましょう。
目次
サーブからリターンが予測できることを知っておく

テニスプレーヤー
「サーブからコースを読むことなんてできるの?」
この答えは「絶対ではないけど予測はできる」です。
予測できる条件もあり、これを満たすと基本的に慣れると7割くらい当たります。
予測できる条件
- 実力に大きな差がない
- 自分のサーブがある程度コントロールできる
※威力は関係ない - ふんわりし過ぎていない
この条件を満たすと予測ができます。
基本的にサーブの練習は初中級者からは、リターンのコースを計算してから練習すれば練習の効率が上がります。
では、サーブのコースの予測できるコースを考えていきましょう。
これを知っておくと自分でも実戦で戦術に応用できます。
予測できるコース
- 振り遅れるとストレートにきやすい
→詰まるので打点が後ろになる - 短いとクロスにきやすい
→打点が前になるためストレートに持っていきにくい
この部分はストロークにも応用できます。
このコースの原理は絶対ではないですが、相手が意識してない場合はこのコースに来やすので押さえて配球を考えておきましょう。
次の章でも解説しますが、リターンのコースから得意コースに来るようにサーブのコースをペアと打ち合わせしておくと陣形を作るのが楽になります。
この章のポイント
- コースが読めることを理解しておくと自分の打ったボールの次の動きが具体的になる
- 振り遅れた、浅いなどの情報からきやすいコースを知っておく
リターンのコースを得意ショットに来るように計算しておく
サーブが良くてもキープができない人は、サーブの後のプランが明確でないかもしれません。
[nlink url="https://www.3vitiontennis.com/2019/11/16/テニスは3球目攻撃を意識するだけで試合が上達し/"]
この記事と前章でも書いたのですが、サーブの次は「大体予測ができる」と考えています。
では、わかるのであれば、戦術プランもしっかり練ることが可能なはずです。
あくまで私の戦術ですがここで紹介します。
今回はフォアサイドで紹介します。
ダブルステニスのワイドサーブからの戦術はこのような感じです。
ワイドサーブからの戦術
- 速いワイドで甘いクロスを打たせる
→1stサーブで使います。
→味方にボレーで決めてもらいやすくするサーブからの展開です - 滑っていくスライス
→基本的にはフォアのクロスでラリーが続きやすいので使わない
→短くアングルにショートワイドとしては使います
このように使い分けます。
基本的には速いワイドもダブルスで使うにはリスクが高いので、短く角度のついたワイドに「ショートワイド」として使うことが多いです。
ダブルステニスのセンターサーブからの戦術はこのような感じです。
センターサーブからの戦術
- スピンまたはフラットで打点を遅らせる
→コースが逆クロスに返ってきやすいのでサービスダッシュの時多く使います。 - 滑っていくスライス
→詰まらせてペアにボレーで決めてもらいやすくするために使います
このように使い分けます。
フォアサイドはセンターにサーブを配球して自分の1stボレーが楽になるように意識しています。
このように、テニスではサーブは次の行動を明確にするためにコースを考えることで、次の動きがスムーズになるのでそのように考えて打ちます。

テニスプレーヤー
「でもそんなにたくさん球種のバリエーションないよ」
もちろん私もコーチになるまでバリエーションは少なかったです。
そのため、自分の手札を確認してできるコースから作戦を組み立てていきました。
「自分はこのサイドではどこに打てるか」を知っておくとダブルスでペアと作戦が立てやすいので自分の手札を確認しておきましょう。
この章のポイント
- サーブによってリターンのコースと戦術を事前に考えておく
- できるコースを自分で理解しておく
まとめ
今回はダブルスでサーブから有利になる方法をお伝えしました。
今回の記事で書いた内容は私が意識していることで、皆さんのレベルや利き腕によっては考え方が変わってきます。
自分のできるサーブのコースを確認して、ダブルスペアと話し合うことはしておく必要があります。
あとは実際にやって見ながら戦略を練っていきましょう。
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小畠です。僕は高校1年からテニスを始めて、18歳の時にはテニス選手になってました。
これはかなり異例だと周りにも言われるのですが、
僕は強くなるために、めっちゃ研究しました。
その後、コーチになり、さらに何百人も指導をしてきて、
勝つパターンと負けるパターンがあることがわかりました。
伸びにくいプレイヤーの特徴も手に取るようにわかるようになりました。
だからこそ、どのようにしたら、強くなるのか?
ほとんどの人が陥るポイントなどが一回でも、一緒にプレイをしたらわかります。
僕はテニスが大好きだからこそ、
教えるのが上手じゃないコーチの元でレッスンを受けて、
上手くなれなくて、やめてしまうプレイヤーたちがいることがすごく嫌です。
指導方法を変えるだけで、うまくなることなんて日常茶飯事です。それくらい僕のレッスンは特殊かもしれません。
コートに立つたびに、テニスが毎回上手くなれば、
楽しくなると思うから、続くし、
テニス人口も増えると思うから、今でもどのようにしたらみんな上手くなるのか?日夜考えております。
是非一緒にテニスしましょう!そしてうまくなりましょう!
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