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テニスが短期間で上達する試合の振り返り方と練習の構成を解説

「テニスの上達が遅い気がする。。」
「試合にたくさん出ているのに全然勝てない。。」
そんな方に向けて今回はテニスを短期間で上達するための
試合の振り返り方についてお伝えいたします。

テニススクールのレッスンをたくさん受けて練習しても、
自分が試合やゲームをした内容を正しく振り返りできていないとなかなか上達はしません。

逆に振り返りがしっかりできると、課題が明確になるので短期間で上達することが可能です。

時間がなくても上達したいというあなた。

記事を最後まで読んで試合を正しく振り返れるようにしていきましょう・

コバタケ

レベルが初心者でも振り返り方法がわかれば上達できます!

目次

テニスの短期間上達は課題の理解が重要

テニスの上達で大切なこと
テニスを短期間で上達するためには何が必要か、
前提をお伝えしていこうと思います。

今回の記事でお伝えする上達とは「試合で勝つ」ことです。

短期間での上達を実現するために必要なのは、
”流れの理解””課題の理解”
これらを明確にすることが重要になってきます。

課題とは何か?

試合を終えたあと、練習が終わった後に何となく振り返ってみたり、
まじめな方は反省会をしたりするでしょう。
(一人でする強者もいます)

この時に次の試合までに何をできるようになっておくかを明確にする必要があります。

明確になっていないのであれば、次の試合同じ負け方をする可能性がかなり高いです。

自分は次の試合までに何を上達しておくべきなのか?

これを理解することが課題の明確化です。

流れとは何か?

皆さんがプロ選手の試合を見たときに、
何となく流れが悪いなーと感じることはないでしょうか?

ある程度テニスの試合熟練者になると、技術を上達させるよりも、
この流れをうまく掴むことができるかが重要になってきます。

これをなんとなくで理解しようとすると短期間での上達が難しいだけでなく、
”練習だけうまいやつ”が完成します。

流れとは何かを理解することが試合で勝つ、上達にはとても重要です。

テニスは相手の悪いところを見ても上達できない?

上達のための振り返り

前章ではテニスが上達するためには”課題””流れの理解”
これらを明確にすることが重要だとお伝えしていきました。

まずは課題についてお伝えしていこうと思います。

「テニスは相手のいやなところに狙うのが重要だ!」
このように言われたことは多いかと思います。

ただ、振り返りにおいて相手の悪いところをみて、上達するのでしょうか?

その相手も自分の弱点を補強するために練習すると思いますし、
その方以外にも今後勝てるように上達したいと思います。

それならば上記のようにテニスの試合を振り返ってみましょう。

  1. 自分の良かったところ
  2. 自分の改善点
  3. 相手の良かったところ

こちらの3つを書き出してみましょう。

多くの方は2つ目の”自分の改善点”ばかり探してしまいます。

それももちろん大切なのですが、それよりも
「なにが自分の武器で、どんな相手に負けるのか?」
これを明確にする必要があります。

自分の良かったところを知ると

自分の良かったところをしることで、
今後勝つために必要になってくる武器を自分で理解し、そこの精度を上げていく方向性が定まります。

上達において一番よくないのは方向性がずれることです。

短期間で上達して成果をだしたいのであれば寄り道はしている時間がないからです。

自分の武器を知ることで、活かすための戦略だったり、それを活かすショットに時間を使うことができます。

相手のよかったところを知ると

「相手は自分より強かった」
このようなアバウトなものではなく、何がよかったか知る必要があります。

それはなぜかというと、”自分の敗戦データ”がたまっていくからです。

嫌な響きに聞こえるかもしれませんが、たくさん試合をしていると、
自分がどんなタイプの相手に負けることが多いのかが統計で分かるようになります。

自分の負けることが多い相手を知ることによって、
自分に足りないものも見えてくるはずです。

その相手に負ける理由は何なのか?
似たようなタイプが来たらどうすればいいのか?

これを普段の練習から意識しておくことで、技術的に上達したことが試合の結果として活かせるようになります。

悔しい気持ちはわかりますが、相手のよかったところも上達のために知っておきましょう。

コバタケ

メンタル的にも相手にリスペクトが生まれるのでジュニアの子には特にお勧めです!

試合を短期間で理解するスコアリングの方法

テニススコアリング
前章で試合後の振り返りについてお伝えしていきました。

相手のいいところを書き出したほうがいい。
これは初めて聞いた方も多かったのではないでしょうか。

次は試合の流れを理解するためのスコアリングをお伝えしていきます。

コバタケ

一人で記入するときは試合のビデオが必要になるので少し手間です。。

自分の試合を振り返る際に、図のように1ゲームごとにスコアリングしていきます。
自分が1点取ったら上に、
取られたら下にいくといったギザギザのスコアシートです。

ポイントがどのように取られたかメモを書くのもおすすめです。
(私が帯同に行く際はこのように略記号で記入します)

これでなにがわかるかというと、
連続でポイントを取った回数とタイミングがわかります。

テニスは基本的にデュースがあるように連続ポイントでしかゲームは取れません。

そのため、連続でポイントを取ることにかなりの価値があります。

上達していく中で確率の低いテニスをしていると、
連続的にポイントを取れるケースがかなり少なくなります。

デュースがやたら多い方は連続でとれる確率が低い、
または連続でとった後取られることが多いという事になります。

このようにスコアリングしていくと、
どのタイミングから連続ポイントが増えたかどうかわかるので試合の流れがわかります。

自分がどのようにしたら流れをつかめるかの指標になると思いますので、スコアリングは是非行ってみてください。

何十試合経験しないとわからない試合の流れの理解がこれでできるようになります。

コバタケ

これを使ってプロ選手の試合を観るのも楽しいですよ!

試合の振り返りノートで上達しよう

テニスノート

ここまででテニスを短期間で上達していくための試合の振り返り方法についてお伝えしていきました。

試合の振り返りが正しくできるだけで、テニスの上達スピードは大きく変わります。

  1. 課題分析から負ける傾向を知る
  2. 自分の武器を明確にする
  3. 流れの掴み方を理解する

これを自分のノートに振り返りをしましょう。

上記の画像を参考にしていただけたら試合の振り返りに関しては問題なくできるかと思います。

そこから自分の練習で取り組んでいく課題に落とし込んでいく際は以下の記事を参考にしてください。
かなり前に書いた記事ですが、テニスノートを書く際に重要なことをまとめています。

テニスの上達を短期間で実現するために試合分析を正しくできるようにしていきましょう!

実際に今回お見せした資料を参考にしたい方は、弊社の公式LINEに”振り返り”と送ってみてください。
今回の資料がPDFで送られてきます。

うまく有効活用してくださいね!!

小畠 友哉

小畠 友哉

NESTA pft公認トレーナー兼テニスコーチJPTT盛田正明杯TD初心者からでも上達していただくために、正しい体の使い方と上達方法をレッスンしています。

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