ダブルスが上達するポジショニングのお話をしていきたいと思います。
こんな人にオススメ
- ダブルスの動きがわからない人
- テニススクール初中級に上がりたての人
- これからダブルスの試合にデビューしたい人
今回はテニスのダブルス初心者向けの記事になりますので、中級者以上の方は並行陣のポジショニングの記事の方が参考になるかと思いますので、こちらもご確認ください。
[nlink url="https://www.3vitiontennis.com/2019/11/15/ダブルスでの相手に応じた正しいポジショニング/"]
目次
テニス初心者がダブルスで動けない理由
ダブルス初心者の方が、全く動かないで立っているだけになってしまう(いわゆる地蔵です)ことがないようにするには、結論から言うと、
「ポジショニングの意味を理解すること」
これが重要になってきます。
「前に詰めて!!」
「下がってケアして!!」
このようにスクールで指導されても、「なぜそこに行かなくてはいけないか」ここを理解しないと動けないですし、間違えて覚えてしまいます。
まずは基本的な動き方を理解して、そこから応用に移れるようにしていきましょう!!
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ダブルスのポジションは何をしたいかで決まる
この内容が一番重要な内容になってきます。
まず、根本のテニスというスポーツですが、野球やラグビーのように攻撃とディフェンスが存在します。
もちろん、ディフェンスでもボールは打ちますし、あくまで感覚や空気感の話になりますが、存在することだけは知っておいてください。
ですがテニスがまだ初中級者などの上達段階では、実際に自分のやるべきことはこの空気感から読むことはできません。
「誰が打つか」
ここで、まずは判断していきましょう。
ダブルステニスは自分の役割判断が重要
判断方法はこのあと説明するとして、やることはまず二つです。
「ポイントに関わるショットを打つ」
「ペアの守る範囲を減らしてあげる(楽をさせてあげる)」
この二つができるようになれば、ダブルスの試合での基本的な動作ができてきます。
[nlink url="https://www.3vitiontennis.com/2019/12/14/w-bunntan/"]
ダブルステニスでの役割分担の必要性
先ほどの関連記事で細かく説明していますが、テニスには役割分担がとても重要です。
テニスでの役割分担
- ポイントゲッター
→ポイントに関わるショットを打つ - ゲームメーカー
→ペアの守る範囲を減らしてあげる(楽をさせてあげる)
→チャンスボールを作る配球をする(中級者向け)
このように役割分担ができるとダブルスでは意識としてバッチリです。
ダブルスでポイントに関わる方法
ではみなさんに問題です。
=状況説明=
相手の後衛がストロークを打つ状況
この状況の時に、赤の人はどこにポジションを取ればいいでしょうか?
正解は、
2番です
正直これに関しては、テニススクールでも習うと思いますが、なぜだか説明はできますでしょうか?
理由はこのように考えます
「後衛がクロスにしっかり打てなかった甘い球をボレーする」
ダブルスにおいて時間を奪うことはポイントに直結する?!
ボレーはバウンドさせないで打つショットのため、相手から時間を奪う(相手が忙しくなる)ことができます。
そのため、ポイントに直結しやすくなります。
このタイミングで詰めないでいると、ラリーが長くなり、なかなか決まらないポイントになるので後衛が疲れます。
疲れた人が次のポイントでボレーにくるので、また動けずに結果2人とも疲れて負けてしまいます。
ボレーは初中級者が一番嫌うショットなのはわかりますが、後衛のためにもボレーを使ってあげましょう。
後衛の仕事を減らしてあげる方法
先ほどの章で少し話題に出てきましたが、後衛の仕事を減らすために今回のポジショニングは必要になってきます。
それから、もう一つのこのポジショニングを覚えるメリットとしては、
「自分の危険回避」
このことも大きな要因になります。
テニスは上達とともにボールの速さも増していくので、当たると痛いです。
ではこのことから、正解はどちらでしょうか?
正解は2番です。
「1番の方が前にいるから決めやすそう」
こう思う方もいるかもしれませんが、1番にいくと相手がボレーした時のオープンコートがとても広いことがわかりますよね?
なので、後衛の守備範囲が広くなってしまうため、とっても忙しくなります。
それから、自分とボレーの位置を見ましょう。
とても近いので、当たると痛いです。
このことから自分のペアがストロークを打つときは相手のボレーから、コートを守る感覚でいることが大切です。
もしあなたが中級者と対戦したり今後試合に挑戦することを考えているなら、味方の仕事を減らすことと、自分の安全は確保することをオススメします。
ダブルス初心者のまとめ
今回はダブルス初心者が上達するための基本的なポジショニングについてお話ししていきました。
ダブルス初心者が意識するべきことは「自分のできることを探す」ことが重要だと考えています。
まずはできることはわからないと思います。なので役割分担の意識を少しずつ意識していくことが効果的です。
初心者卒業するまではなんども読み返して自分の技術にしてみてください。
復習用目次
実践特化ダブルステニスレッスン
試合で結果に繋がらない。ペアに迷惑を掛けているか心配。ストロークに自信がない。そんな方は平衡陣ができればダブルスではポイントに直結します。平衡陣特化型レッスンでは、ダブルスでのポイントの取り方を実戦形式のレッスンでアドバイスさせていただきます。
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小畠です。僕は高校1年からテニスを始めて、18歳の時にはテニス選手になってました。
これはかなり異例だと周りにも言われるのですが、
僕は強くなるために、めっちゃ研究しました。
その後、コーチになり、さらに何百人も指導をしてきて、
勝つパターンと負けるパターンがあることがわかりました。
伸びにくいプレイヤーの特徴も手に取るようにわかるようになりました。
だからこそ、どのようにしたら、強くなるのか?
ほとんどの人が陥るポイントなどが一回でも、一緒にプレイをしたらわかります。
僕はテニスが大好きだからこそ、
教えるのが上手じゃないコーチの元でレッスンを受けて、
上手くなれなくて、やめてしまうプレイヤーたちがいることがすごく嫌です。
指導方法を変えるだけで、うまくなることなんて日常茶飯事です。それくらい僕のレッスンは特殊かもしれません。
コートに立つたびに、テニスが毎回上手くなれば、
楽しくなると思うから、続くし、
テニス人口も増えると思うから、今でもどのようにしたらみんな上手くなるのか?日夜考えております。
是非一緒にテニスしましょう!そしてうまくなりましょう!
代表プロフィールはこちら!
漫画でストーリーを紹介します!!